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セーフティ教室(薬物乱用防止)を実施しました


 寒さが一段と増してきた12月19日(水)、第2回セーフティ教室(薬物乱用防止教室)を開催しました。 今回はNPO法人「八王子ダルク」の方が講師として来校されました。ダルクとは「薬物依存症」から回復して社会復帰を目指す民間のリハビリ施設で、 職員の皆さんは、創設以来ほぼ全員が薬物依存症から回復した当事者という団体です。
  この度の講師の方もご自身の体験談を話してくださいました。自分は薬物には手を出さないと思っていた講師本人が、 薬物に手を出すことになる経緯は本当に心苦しくなるような内容でした。いじめを機に薬物を始め、 自身のコントロールができずに家族にも何度も悲しい思いをさせ、それでも薬物を止められずに苦しんだ回想から、いかに薬物が人間の心身を蝕み、 本人のみならず関わる全ての人にまで影響を与えるのかを学ぶことができました。
 1つ1つのエピソードがとても重く心に響きましたが、その中でも特に印象に残った言葉は「薬物を止めて21年経た今、なお薬物乱用が治ったという実感がない」 というものです。この言葉は、いかに薬物が人生を変え、消え去ることのないものを残していく、恐ろしいものであるかを物語っていました。 壮絶な回想と講師からの強いメッセージに、真剣に耳を傾けている生徒たちの様子が印象的でした。
セーフティ1 セーフティ2
 講演後の感想文にも、「今までの薬物関連の講演の中で一番心に残った」、「今日の講演を聞いて薬物の怖さを今まで以上に知り、絶対に断る強い気持ちを持ちたい」、 「友達が薬物を使用していたら止めてあげたい」という生徒たちの思いが綴られていました。
 一部の地域や国では大麻合法化の動きが進み、大麻の是非についての議論が交わされ、大麻や薬物に関する状況が複雑化しています。 このような現代だからこそ、私たちは薬物に対しての正しい知識を身につけるべきです。そして、それ以上に絶対に薬物には手を出さないという信念を貫く強さを培うべきです。
 今回の薬物乱用防止教室を契機に、生徒1人1人が自分の身を薬物から守り、周りの大切な人を薬物の脅威から救える人間になれるよう引き続き指導をしていきます。