校長より 11

冬の庭

 寒さが増してきました。今朝はグラウンドに霜がおりていました。日中の暖かな日差しがとても有難く感じる季節です。 拓真では、期末考査と学力スタンダードテストを終え、いよいよ2学期も残りわずかになりました。

 先週の土曜日には、第2回の学校説明会が行われ、500名を超える皆様にお越しいただきました。お越しいただいた皆様、 ありがとうございました。この説明会の少し前、園芸部の4年生が皆で花壇の植え替えをする姿がありました。土曜日のお昼前、 玄関から説明会会場までを歩いてみると、色とりどりの何種類もの花々が、寒さの中でしっかりと根付いていました。歩きながら、 「ああ、今日の日に間に合うようにと手入れをしてくれていたのだなぁ」と、来校してくださる中学生や保護者の皆様をお迎えする 園芸部員のおもてなしの心を嬉しく思いました。

 花壇には、パンジー、ミニシクラメン、ストックなどが、ラベンダーやローズマリーに取り囲まれながら可憐な姿を見せています。 気になって、これらの花の「花言葉」を調べてみると、パンジーは「物思い」「思慮深い」「心の平和」など、シクラメンには「内気」 「はにかみ」「遠慮がち」そして、ストックには「思いやり」「素朴」「豊かな愛」などがありました。これらの花言葉は、花壇の 手入れをしてくれている部員や拓真生のはにかむ笑顔と重なりました。

 私たちの日々の生活には、嬉しいことばかりではなく、逃げだしてしまいたくなるようなことにも直面します。 そんな時、やさしく美しい花々や多くの自然、仲間の笑顔に救われた思いになることもたくさんあります。 この冬の庭を見て、ふとそんな気持ちになりました。

花壇の様子です

校長  大本 静代  (2013/12/11)