校長より 10

定通芸術祭での活躍

 学校周辺のいちょうが色づき、校門から玄関までが落ち葉でうまる季節となりました。日に日に寒さが厳しくなっています。 付近の山々がくっきりと美しく見える季節でもあります。学校では2学期の期末考査が始まりました。

 秋から冬にかけて、文化部の活動の成果を発表する場面がたくさんありました。吹奏楽部では他校との合同演奏会に向けての 準備が進み、地域の演奏会でも発表の場をいただきました。美術部では中央展や公立展に向けての作品が仕上がっているようです。 いよいよ搬入が間近です。演劇部では地区大会で力を発揮しました。合唱部は、昨年に続き、定通芸術祭の音楽部門で第一位となり、 2年連続で立派な賞状とトロフィーをいただくことができました。

 東京都の定時制通信制芸術祭は今年で64回目を迎える伝統あるものです。どのようにしてこの芸術祭が引き継がれてきたの でしょう。学校で学ぶことすら困難な時代、働きながら学び、さらに時間を生み出して作品製作や練習を繰り返し、友と励まし合い、 絆を深めたその時代その時代の生徒の皆さんの努力が思い起こされます。仲間と共に、合唱や演劇を作り上げていくという醍醐味は格別 であり、時代は変わっても様々な芸術活動を通して感じ取り、学び取るものには変わりがないように思います。練習を重ね、感性を高め 、芸術のもつ力を実感しながら、高校時代にこの芸術祭を目標として、友と協力した経験は芸術祭に出場した多くの皆さんの財産となって いることでしょう。

 今年、芸術祭の展示部門、音楽部門、演劇部門のすべてを鑑賞する機会をいただきました。どの部門でも定時制通信制に通う生徒 の皆さんの日ごろの学校生活での前向きさが伝わるような充実ぶりでした。来年も多くの拓真生がこの芸術祭の舞台で活躍することを願っています。

定通芸術祭の写真です  定通芸術祭賞状の写真です

校長  大本 静代  (2013/12/09)